原稿用紙2枚分

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歩け歩け

運動がとにかく嫌いで、ジョギングも自転車もやる気にならなかった。「運動をした後の爽快感」を得たことがなく、自分はこのまま運動とは無縁で生きていくのだろう、ヨガやタップダンスやポールダンスに心惹かれることはあるけど何もせず生涯を終えるだろう……と思っていたら、健康上の理由で「身体を動かせ」といろいろな方面から言われた。相手は複数の医者である。しかも生活習慣病だと診断された上で運動を勧められたのではなく、ストレス発散・健康維持のため。強制力はない。

そんなところにふと思いついたのが「歩行」だった。

サーロインステーキ症候群―医学的に楽しくやせる本 (ちくま文庫)

サーロインステーキ症候群―医学的に楽しくやせる本 (ちくま文庫)

大学生の時に出会い、読み物として非常に面白かったので何度も読み返した。「うどんを頼むときにはタンパク質があるものを選ぶ」という習慣ができた。

ふと再度読みたくなったが、今は中古しか流通していない。Amazonマーケットプレイスで取り寄せた本を再読したら、「散歩ならできるかもしれない」となぜか思えた。服装をそろえなくても適した靴さえはいていれば適当にどこまでも歩けばよい。Googleマップで距離を測って適当な場所を設定し「無理だったら公共交通機関で戻ってこよう」という気持ちで臨むと気楽になった。面白いもので、2km歩いたら「おっ、もうちょっと歩けるかも」と思い、次はもう少し距離が伸びる。Ingressをやったり風景写真を撮ったりしてもOK。ウォーキング的な姿勢でなくても、背筋と足の動かし方さえ気をつければ案外筋肉に負荷はかかっている模様。

ストイックになりすぎると面倒になるので、ごほうびセッティングも忘れない。「ここのカフェに入るか」程度で案外やる気になるものだ。Googleマップを後から見ると「たったここまでしか行けていないのか」とがっくりして、もっともっとその先に行きたくなる。楽しさよりは収集癖に近いのかもしれない。